レコーディング再開

ようやくですが、Storyのレコーディング再開に向け準備を始めました。
メンバーのみなさんと、エンジニア担当の方には約1年も待たせてしまい申し訳なかったです。


マレーシア勤務になってから怒涛の1年を経て、ようやく心身ともに戻ってきた。昼も夜も働き、たまにまる一日休める日があろうものなら溶けたように寝る、そんな日々だった。また機材が揃うのにも時間がかかった。日本で使っていたものを全てマレーシアに持ってこれたわけじゃなく。さらに部屋のセッティングはソロパフォーマンス用のセット、仕事で使用するセットの2種類が常駐しており、レコーディング用のセットを常駐させることが難しく。今年の3月に一旦は準備を始めたものの、土日には工事やらイベントやらでボーカルの録音ができる環境ではなく。


しかしようやく時間を作れるようになった。仕事のセットは当面不要になるので外し、レコーディングセットを常駐させた。コンデンサマイク(RODE NT1)もなんと常駐。日本の時のようにいちいち湿度管理された保管庫に入れたりしない。なんせこの部屋、湿気が少ないので!ちょっとエアコンかけると湿度は一気に40%切っちゃうくらいなんで。

先週の日曜日、まず環境作りからスタート。部屋の整理、模様替え、作業がしやすいように配線替え。これだけで4時間。そしてSonarを立ち上げ途中まで進んでいるデータを聞く。全部で17曲をレコーディングしているのだが、最初にリリースする6曲はボーカル以外はすでに作業は終わっている。しかし念のため聞きこんで確認。新旧データの整理をしてからマレーシアに来たはずなので大丈夫なはずだが念のため。
よし問題ない。進捗管理表もじっくり眺めながら完全に把握。進捗状況思い出した。こうして記録を残しておいてほんとに助かった。

そして自分のパートが終わってないのは6曲のうち2曲。レコーディングの手順を考えて翌日、仮録音してみる。喉の調子がずっと悪いので本番歌は無理。次の週末に照準を合わせる。でも音色が揃うようにしないとで、マイクプリ(DBX286)の設定を考える。とりあえず今の状況でのベストと思った設定で仮歌入れてみた。で、浜松で入れた歌と聞き比べすると音色があまりにも違う。やれやれ。ここでEvernoteが活躍。毎回レコーディングのセッティングや状況を曲ごとに記録していた。この写真を見ながら同じような設定をしてから音色が近づくように3時間くらいかけて歌っては消しの繰り返し。最終的にかなり近づいたところでメンバー数名に音色チェックを依頼。OKがでる。


と、ここまでの数日、やることいっぱいだったけど、気分はめっちゃアップしてる。いよいよ年末に向けてスパートだ。

ちなみに昨日、作業をはかどらせるためLEDモニター(Philips)を買ってきたのだが、なんか目が疲れる。初めてのLEDモニター。今までのLCDモニターに慣れているのかなあ?それともやっぱりLEDモニター自身が疲れるものなのか?ともあれ画面が拡張してくれたおかげで週末はさらにはかどるだろう。


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